一般相対性理論の学び直し物理学
第0回:一般相対性理論を学び直したい
大学院では物性物理学と原子核物理を研究していました。修士号を取ったあとも、しばらくは論文を読んだり計算をしたりしていたのですが、社会人になってからは数学や物理学に触れる機会がほとんどなくなり、知識はだいぶ錆びついてしまいました。
とはいえ、学びたい気持ち自体は消えていません。ただ、仕事もあるし、昔のように1日10数時間机に向かうわけにもいかない。週に数時間、まとまった時間を確保するのさえ難しい、というのが正直なところです。
一方で、今はエンジニアとして働いており、Claude や Cursor のような AI ツールを日常的に使っています。導出の途中で詰まったときに「この式、次どう展開する?」と聞いたり、概念の整理を手伝ってもらったり——使い方次第では、かなり効率よく学習を進められそうだ、と感じるようになりました。
もしかしたら、AI をうまく使えば、限られた時間でも知識欲をそれなりに満たせるのではないか。そんな思いつきから、このシリーズを始めることにしました。
方針はシンプルです。一般相対性理論をぬるっと学び直しながら、理解したことを無理のないペースで整理していきます。完璧を目指すのではなく、「思い出しながら登っていく」くらいの温度感で進めます。
まずは、一般相対性理論を構築して、シュバルツシルト解を導出し、水星の近日点移動を見るところをゴールにしたいと思います。
次回からしばらくは、数学の簡単な復習から始めたいと思います。
